2017年2月15日水曜日

アドラー心理学に基づく子育て講演会「非定型発達をどうとらえるか」

アドラー心理学に基づく子育て講演会の第2弾!!

「非定型発達をどうとらえるか」が2月11日に開催されました。













まず基本の「非定型発達をどうとらえるか」の捉え方です。 

「困った子」ととらえられていますが実は「困っている子」だ
ということから始まりました。
何に困っているのかというと、
「安心安全な領域を侵されていると感じて自分を守るために、様々な現象が起きている」
という説明がありました。


「脳機能の障害」と多くの本に書かれているけれども、
「脳機能の発達のアンバランスと遅れ」と捉える方が
的確ではないかという事と、
障害という言葉は適切なのかという疑問も投げかけられました。




















この記事を書いているスタッフは、
長年Joyitで学ぶ機会を持てているので、
定型発達と非定型発達は言葉に違いはあっても、
対応に変わりはないと感じるようになっていますが、
社会では個性の違いという捉え方ではなく、
病気や障害という捉え方をされている現状に驚かされます。


午後からの質問会はランチをはさんで始まりました

 
 井上さんが定型発達も非定型発達も
アドラー心理学をベースに関わることで
子ども(相手)の主体を引き出す事で本人の生きる力が育つ
という話に、
参加者みんながほっとしたような空気が流れた気がします。

これからも時々こういう講演会を企画して社会への勇気付けができるといいなと感じています。

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