2024年6月30日日曜日

☆介護講演会ご報告☆

 本日6月30日

雨上がりの森の家にて

講師に上西多佳子さんをお招きして介護講演会を行いました。




上西さんは20年以上介護のお仕事をされてきたお方で

現在はケアーマネージャーとして勤務されているとのこと


第一声目に「介護が好き!」と仰っておられた上西さん


今回の講演会でも会員からの沢山の質問が飛び交う中

一人一人の言葉を丁寧に受け止め

真摯に回答してくださるその姿勢からも

人情味溢れるあたたかいお人柄が滲み出ていて

あっという間にもっとお話が聞きたい!とファンになってしまう、

そんなパワフルで愛あるお方でした。


講演会のお話の内容としては


どうしたら介護認定が受けられるの?

認定が出たらどうしたらいいの?

ケアマネさんは何をしてくれる人なの?

という介護保険制度の入り口のお話から


介護なんて必要ない!病院なんて行かないという人をどうやって連れて行けばいいの?

独居の親で緊急連絡先は遠方の家族じゃなくてケアマネではいけないの?

ケアーマネージャーの勤務形態ってどうなってるの?深夜も対応してくれたりするの?

法定後見人制度って任意後見制度とどう違うの?

施設の突っ込んだ情報はどうやって集めたらいいの?

施設に入れる際お金って実際どれくらいかかるの?区分によって違うの?



等々

様々な質問が飛び交い

ここだけの話なんですけど…と突っ込んだお話も沢山してくださったりと

非常に有意義な情報交換の時間となりました!


当然当初予定していた2時間の講演の枠には収まらず…

お昼ご飯の時間も返上で質問に答えてくださっておられました。


上西さん、本当にありがとうございました!




個人的に印象的だった事は

大変大変といわていれる介護業界
それでも介護が好き!と情熱をもって真摯に取り組む上西さん
その原動力となるやりがいについて最後尋ねてみたところ

「結局は人が好きなんだと思います。何年もかけてようやくその方にあった支援の体制がばしっと整ったときに、本当に本当に嬉しくなるんです。」

といった内容のことを仰っておられました。

家族だけでは滞ってしまいがちな体制の流れを
上西さん達ケアマネージャーさん達が関わっていくことで
少しずつ溜まっていた膿が流れていく

密室で行われていたことが少しずつオープンになり
その方の意思を尊重しながらも必要な支援につなげていく
そんな貴重な役割を担うお仕事を誇りをもってされている方なんだなぁと感じました。
お会いできてお話を伺えて本当に良かったです。

こんな素敵なケアマネージャーさんがいるという事を知れたことも
とっても希望でしたという声も会場からあがっていました。

本当に!
個人的にはどんよりと重いイメージのあった介護でしたが
希望の光がみえた、そんな一日でした。

スタッフ一同
なかなか良い企画だったねぇと自画自賛しております(笑)


最後になりますが
ご多忙な中、快く講師を引き受けてくださった上西多佳子さん
そして森の家まで足を運び一緒に学びを深めてくださった会員の皆さま
本当にありがとうございました!!!


                             (ミ)





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